実務者研修講座にかかる費用
実務者研修講座にかかる費用は無資格者の場合は20万円ほどかかります。しかし、あらかじめ介護職員初任者研修やホームヘルパー1級の資格を保有していると金額が安くなり数万円で受講できる場合があります。また通信講座の場合も数万円で受講でき、毎月の支払額が学生でも払えるような設定になっています。
実務者研修講座での学習内容
人間の尊厳や自立、社会の理解について
まず人間の尊厳や自立に関する内容を5時間、社会の理解についての内容を5時間行います。利用者のプライバシーの保護にノーマライゼーション、介護保険制度の体制やサービス内容の種類など一般的な介護制度の知識などについて学びます。
介護の基礎について学習をします
介護に関する基礎知識について30時間学びます。法的な定義や個別ケア、リハビリに関することや自立に向けた介護支援に関するプロセス、尊厳の保持に介護福祉の倫理についてなど介護に関する様々な専門知識を学習します。
コミュニケーションに関する技術
利用者様だけではなく、家族とのコミュニケーションを円滑にできるような技術を習得します。利用者様やそのご家族と良い関係を築くためにもコミュニケーション能力は必要です。他にも生活支援に関する授業を50時間学びます。
良心価格で受講できるのが実務者研修の魅力【実力がつく研修】
実務者研修講座後のサポートが充実した学校を選ぶのが吉
上記以外にも実務者研修講座は、20科目450時間の学習に加え医療ケアに関する演習を行います。たんの除去という医療行為もこの研修で学んでいくことになるでしょう。医療ケアは講座と別件で演習があり、長い時間学習をする必要があります。実務者研修を受けた後も各学校では様々なサポートを行っています。就職先を紹介してくれる学校もあれば、気になるところは何度でもわかるまでサポートをしてくれるなど学校によっても様々です。自分はどの学校がいいのか、しっかり情報を入手して選ぶようにしましょう。
