介護職でキャリアアップ！実務者研修を修了しよう
専門性ある内容の利点
介護福祉士実務者研修は、介護士の資質の向上を図る上で医療的側面の知識･実習まで含めた包括的な実務的科目を習得出来るように設計された、認定資格です。嘗てのホームヘルパー1級に該当するともされますが、受講科目や時間数は多くなっており、より専門的な内容となっています。国家資格である介護福祉士の受験資格を得たい場合において、実務者研修の修了は事実上必須となっています。一方で介護福祉士の受験には一定期間の実務経験の証明も必要となりますが、実務者研修の受講においては介護事業所での就業経験を問われる事はありません。その為、異業種からの転職を考えるケース等での橋渡しとしても活用し得る研修となります。更に大きな特徴としては、実務者研修の修了資格によって、在宅介護サービスの提供責任者になる事が可能となる点が挙げられます。
費用と期間で見る受講方法
実務者研修は通常6ヶ月の長い期間でカリキュラムが組まれる為、どういった場所･方法で受講するかは大きなポイントとなります。最も融通が効き易いのは民間のスクールへの通学に拠るものですが、全くの未経験での受講の場合には10万円超の費用が掛かります。但し初任者研修修了などの関連資格を有している場合、免除内容の調整等が上手く生き易く、費用面でも安上がりになり易いのでお薦めの方法となります。通信講座で受講して費用を節減する事も考えられますが、一部の科目が面接形式必須となっている為に、スクーリングが発生します。最も費用面で優位になるのは、公共職業訓練での受講となります。但しこの場合は訓練校の卒業が研修修了とイコールになるので、必ず6ヶ月の受講期間が発生します。融通が効き難いのですが、未経験且つ訓練校の選考に合格出来るのであればお薦めです。
